「日米の技術力・経済力の差、ドル高円安進行も当たり前」「35年間で日本の株価は1.02倍、米国は15.5倍」他

2024年12月31日

(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)

1.「日米の技術力・経済力の差、ドル高円安進行も当たり前」
少し長いが、スペースX がどのくらいの頻度でロケットを打ち上げているかがわかる画像。こういう画像を見ていると、いかに技術の進歩が速いかが分かり勇気が湧いてくる。左下に時間に隠れてしまっているが、10年間くらい(?)の時間軸を等分にして毎月どのくらいのロケットが打ち上げられているかが分かる仕組み。最近は3日に1機くらい打ち上げている。すごい。

一方、日本は1年に何機を打ち上げている?もちろん、ロケットだけが産業ではないが、これを見ていれば着実力の差、国力の差は歴然。
世界のお金は日本ではなく米国に集まっていく。ドル高は当然。

それにかけて加えて中央銀行財務が日銀は世界最悪状態なのだから(これが致命的)、円の価値がますます下落していくのは当たり前の当たり前。
そのような重大なステージにあるにもかかわらず、マスコミも政治家も枝葉の問題ばかり議論している。政治ではこの国の改革はもう無理。市場という最大、最強の野党が近じか日本を正すだろう。
https://x.com/elonmusk/status/1869611230224433259?s=53&t=xgvHvfB-YaK9laNZnnAxCA

2.「35年間で日本の株価は1.02倍、米国は15.5倍」
「大納会の日経平均終値は3万9894円、89年末の3万8915円を上回った」とマスコミが騒いでいるが35年で、たったの1.02倍。一方、NY ダウは1989年末、2753ドル、今年(12月30日)42,894ドルで15.5倍。
株価が経済のすべてを反映しているものではないが、多少なりとも反映しているのならば、世界のお金が米国に流れるのは当然。投資チャンスはあるし、景気がいいから金利も高い。円安・ドル高が進むのは当然。金利差は国力の差を表す一要因に過ぎない。
ちなみに1989年末の為替は143.40円。米国経済と日本経済にこれだけの差がついたのだから、ドル/円は現在より段違いに強くなって当然。ましてや日銀の財務内容が世界最悪なのだから、とんでないほどの円安は当然。

3.「『強い国(米国)のリスク資産を買え』から、今は『弱い国の通貨(日本)から逃げろ』」
1990年代、私が一貫して、「強い国のリスク資産(株、不動産)を買え|」と声を大にしていたが、誰も耳を傾けてくれなかった。唯一、私と同じことをしていた方が、現在、北海道の観光王、加森観光の加森会長だ。
バブルのピークに日本の不動産を全部売却し、米国のスキー場とゴルフ場経営に進出した。
今、私が「弱い国の通貨から逃げろ」と言っても、多くの人は聞いてくれない。もっとも、昔、「強い国のリスク資産を買え」と言っても誰も聞いてくれなかった時よりはよほどにましだが。まあ~、資産運用は全て自己責任だから、自分の納得のいくようにすればいいのだけれど。