(本日第2弾)本日は既に第1弾をアップしています。そちらもお読みいただければ幸いです。
(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
本日の日経新聞夕刊記事
日銀にとっては「日米金利差縮小」こそが、円高転換への数少ない理由/願望なのであろうが、私に言わせると、「日米金利差縮小」などは、溺れる者がつかもうとしている藁に過ぎない。「日米でばらまかれたお金の量の差」、「中央銀行の財務の健全性の違い」こそが今後の為替動向を決めると思っている。
しかし、このボウマンFRB 理事の分析が正しいとすると、溺れる日銀がつかもうとしている藁は既に水中に没してしまっていることになる。
もしFRBがこれ以上利下げをしないとなると「日米金利差」を縮小するためには日銀が利上げをしなくてはならないこととなる。しかし、それは日銀がとんでもない債務超過に陥るということで、日銀の自死、すなわち円の自死を意味する。
その意味では、今晩の米国の雇用統計はいつもにも増して重要なものとなる。
ちなみにインフレ懸念が再燃している現在、米国がインフレを加速させるドル売り介入(=ドル安)を認めるわけがない。最近では多くの国で、インフレに不満を持つ国民による政権交代が起きている。・インフレ再燃は絶対的タブーだ。トランプ大統とて同じ。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN09E7A0Z00C25A1000000/