.「2025年は『マーケットというポピュリズム政治への最大・最大野党が大暴れ」「ポピュリズム政治ここに極まれり。国民を地獄に突き落とす」

2025年01月20日

(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)

1.「2025年は『マーケットというポピュリズム政治への最大・最大野党が大暴れ」
先週土曜日(18日)はラジオ・ニッポン放送「渡邉美樹5年後の夢を語ろう」に出演させていただいた。
2025年は「マーケット」というポピュリズム政治への最大・最大野党が大暴れする年になるだろうと語った。渡邉さんは国債格下げの影響をえらく気にされていた。格下げがX デイの引き金になる可能性も大いにある。
「藤巻さんは、今年の財政について、
「アメリカはポジティブな方向でいろいろな変化があり、
日本は良くない意味で大変な1年になる」と予想されており、
*アメリカは、投資家のスコット・ベッセントや、
実業家のイーロン・マスクが政治の中心に入ることもあり、
歳出歳入、税制の関係を整備することや、民間主導の経済にするなど、
経済人として当たり前の政策を打ってくるだろう。
*トランプ政権について、日本人の中には心配している人もいるが、
私はかなり強いアメリカを作り出すと思う。
*また、関税を引き上げるのとドル安にするのは同じ効果。
ドル安にすると、現在懸念されているインフレが加速する。
関税引き上げならトランプ自身が自分の都合がいいようにコントロールできるので、 単純な為替政策よりも、トランプ政権は賢い政策をとっている。
と解説。」
BLOGでの解説はまだまだ続きますので、WEB でお読みください。
以下のWEBページが番組のブログです。

1/18 渡邉・テリーの本音で語ろう!!

2.
上記のブログの内容は更に詳しく、・ニッポン放送のPODキャストで無料で聞けます。
https://omny.fm/shows/jolf/5-25-01-18?in_playlist=yume5

3.「ポピュリズム政治ここに極まれり。国民を地獄に突き落とす」
日本は今、「ばらまけ!減税せよ!」一辺倒のポピュリズム政治真っ盛りだ。
これでは、最大最強の野党である市場が反乱する日もまじか。
ばらまいたり減税すれば赤字が増えるのはあたりまえ。それをカバーするには①「他の税項目の増税」か②「一時的に赤字国債の発行」しかない。そうしなければ財政破綻(満期のきた国債を返す金もない)だ。
消費税上げが元もパワフルな増税策(=1%の金利上げで1兆円強の税収がある)だが、国民がNOを突き付けると、赤字国債の増発しかない。
その発行された国債を日銀が紙幣を刷って購入(厳密にいえば日銀当座預金残高を増やす)していけば(=財政ファイナンス) 紙幣はあふれまくりその価値は棄損する(=江戸時代の貨幣改鋳と同じ)。インフレ(=1万円札で少ししかモノが買えなくなる)だ。為替では円安の進行。これがさらにインフレを加速する。
すなわち、財政赤字下のインフレはバラマキや減税の当然の帰結であり、それが今の円安とインフレの最大原因だ。円安は日米金利差というみみちい話ではない。
それをポピュリズム政治が今まさに激しく押し進めようとしている。
ところで物価高と消費税上げは「モノの値段が上がる」という意味では国民にと
って同義だ。
要は、ばらまきや減税というポピュリズム政治は、近き将来の消費税上げか(それと同義の)物価高を招く。ばらまいたものや減税分を政府はきちんと回収する。
(=借金王の国にとって物価上昇は借金が実質的に減る)。その際、中央銀行の財務が悪化すれば、ハイパーインフレ到来で、国民は地獄を味わう一方、政府は究極の財政再建を成し遂げる。
ポピュリズム政治は国民を地獄のドン底に突き落とす最悪政治である。そういう政治を国民が選択するのなら地獄を味わうのも自己責任でいたしかたない。
それを是としない人はドルを買って自己防衛をするしかない。

4.「歌舞伎@新国立劇場」
日曜日、午後は勝丸さん夫婦(元高松高検検事長、元広島高検検事長、奥さんは元四国公認会計士協会会長。一橋大学岡本ゼミの後輩)が幹事役で歌舞伎見学@新国立劇場。その後、勝丸夫婦、我が夫婦と金毘羅歌舞伎仲間の鈴木さん(元ミライト社長、会長)と軽く一杯やって解散

新春歌舞伎 新春歌舞伎2