「超長期債金利の上昇で減損問題再燃か」「物価高の最初の原因、アベノミクスによる円安進行=村上総務相」

2025年10月07日

1.「超長期債金利の上昇で減損問題再燃か」

昨日も超長期金利の急騰(といっても、まだまだ始まったばかりだが)によってまた減損会計問題(たとえ簿価会計でも時価が購入価格の半分以下になれば損失を計上しなければならない)問題が復活しそう。もし生保が減損会計を採用せざるを得なくなった時、民間の会計基準に準拠すると会計規定に明記してある日銀はどうするのか?どんな超屁理屈を使って減損会計を回避するのか?

超屁理屈を世界の投資家が受け入れなければ、日銀の信用が地に落ちる可能性もある。格付け下落のきっかけになるかもしれない。そうなると過激なトリプル安。

 

2,「物価高の最初の原因、アベノミクスによる円安進行=村上総務相」

昨日ロイターニュース。流石、村上大臣。自民党にもわかっている方がいらっしゃる。

ところで村上大臣は小学校から高校(東京教育大学附属)の2年下の後輩(大学は私がコースから外れたので残念ながら先輩・後輩ではないのだが)。小学校は6年間クラス替えが無く私はずっと2部。村上君も同じ2部(組とは言わず部と言った)運動会は2部5年は2部3年を、2部6年は2部4年の面倒を見るので、2年間、村上君たちの面倒を見た。その関係で、普段から彼のクラスのことはよく覚えている。

国会では「先輩、先輩」と礼を尽くしてくださった。

宮沢洋一君もそうだが、村上大臣と言い、財政規律派が多い。そりゃ、そうだ。我々はまともな教育を受けてきたから「借金は家庭でも国でも返さなくてはいけない。借金が大きくなると破綻の危機でにっちもさっちもいかなくなる」との常識を持っているのだから。

https://jp.reuters.com/markets/japan/TV3ZHXQL3BIF3M4UIPA46N2KFQ-2025-10-06/