1,「トヨタ、米国生産車を「逆輸入」方針 トランプ大統領来日時に伝達」
教に日経新聞いわく「トヨタ自動車が、米国での生産車両を日本へ『逆輸入』する方針を米国側へ伝える方向で調整していることがわかった。日米貿易の不均衡是正につなげる狙い。トランプ米大統領の来日に合わせて国内企業の経営者らとの会合が予定されており、豊田章男会長が出席する」そうだ。
私が国会議員時代、「関税問題で、トランプ大統領を納得させるのはこれしかない」、国会でも主張/質問し、「そうなりるだろう」との予想をいろいろなところで述べていた通りだ。徐のスキームでは何度も書いたが、9割が米国の利益になるというトラン牛の主張に合致する。
これは何を意味するかというと、トヨタの工場や下請け工場が米国に移動し、日本人労働者の職場が減少することを意味する。日本経済にとって大きな打撃だ。
これに対処するには、国際直接投資を増やし(=外資系企業の日本進出を加速させ)、日本人労働者の職場を確保しなければならない。日本は他国に比べ対内直接投資極めて少ない。丁度円安が進み、日本人労働者の賃金が外国企業にとって安くなるラ可能かもしれない。
しかし、考えれば情けない。格差是正を金科玉条とする社会主義国家日本の国民は、「皆、平等に貧しく」なり、他国の工場の労働者として生きていくことになる。
より働いた人ほど豊かに、より能力のある人ほど豊かに、より汗をかいた人ほど豊かに、よりリスクを取って夢を置きかけた人ほど豊かに、ならない国家は没落していく。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD2505X0V21C25A0000000/
2.「中央銀行の信用が失墜すれば、いくら国力が強くてもその国の通貨は紙屑同然に」
X で通貨の価値は何で決まるか?の議論がされているようですが、通貨の強弱は確かに国力を反映はしますが、通貨が完璧に信用を無くす(=ハイパーインフレ)のは中央銀行の信用が失墜したときです。国力がいくら強くても中央銀行の信用が失墜すれば通貨は紙切れ同然です。分かりやすい例で言えば、第2次世界大戦後のドイツでは旧中央銀行ライヒスバンクが通貨の発行し過ぎで信用を落とし、ライヒスマルク(旧中央銀行の法定通貨)は紙屑同然となりましたが(公定価格では取引されず闇市が跋扈)、新しい中央銀行ブンデスマルクを創設し、新通貨【ドイツマルク】を発行した途端に、闇市は霧散しました。通貨(&中央銀行)を変えた途端に通貨が信用を取り戻したのです。中央銀行切り替えの前後で、ドイツの国力はビタ一文変わっていないに、です。
また2018年10月20日の日本金融学会でも当時の日銀副総裁(生え抜き)は
「マネーが「信用」を基盤とする点は変わらないでしょう。そして、このような信用を築き上げるには「コスト」がかかります。(略)そしてソブリン通貨の場合は、中央銀行の独立性を担保する制度的枠組みや、信頼に足る業務や政策のトラックレコードなどが必要となります。もちろん、中央銀行への信用が一たび失われれば、ソブリン通貨(注:法定通貨)といえども受け入れられなくなることは、ハイパーインフレの事例が示す通りです」が後援しています。これはわざわざ、副総裁が講演でおっしゃらなくても、金融論では常識中の常識です。
3.「銀行の本来のビジネスモデルとは?」
昨日、以下のリツイートを私のXにいただいた。
「前から思ってたんだけど 地銀ってもう今の時代ビジネスモデルとして相当厳しいのでは」
以下のように回答した。
「銀行業務とは本来相手の信用リスクを判断できない個人が倒産リスクが低いと思われる銀行に預金をし、信用能力判断の専門家である銀行がより信用リスクの高いところに融資をし、預金金利よりも高い金利を取る。そこで本来の銀行業務が成立するはずです。 しかし、今の信金や地銀等の民間金融機関は、預かったお金を自分より高い信用の国に貸しています。 それでは、信用リスクを判断する専門家としての銀行の業務を行っていないわけで、そのような金融機関は淘汰されるべきです」
4.「興銀おっこちた」
本日、私のXに以下のリツイートをいただいた。
「都銀の中でも三和と住友は体育会系な感じでした。私は富士でしたが、中くらいな感じでしたね…合併後の興銀の方々は素晴らしかったです。頭は良いし、仕事は出来るし、悪口愚痴の類いは一切なし。出来る事が当たり前の方々だったので、無駄な自慢もなかったです。ユートピアな人々でしたね…」
以下のように回答した。
「私は大学4年生の就職の時、興銀に落とされました(笑い)。当時は、完全な売り手市場で、会社訪問した会社は、どこでも、帰宅すれば、先に合格通知がきているような状態でしたが、興銀だけは落とされました(苦笑い)。ちなみに私の成績は(授業出なかったので、と言っても皆でない時代)下の上くらい。
その後、新聞に「興銀の目標はJPモルガン」と、でかでかと載った時は正直、うれしかったです。弔い合戦に勝ったみたいで(笑)
今度,環境大臣になられた石原宏高さん、入社試験で興銀とJP モルガンのどちらにしようか迷っていらしたので、午前2時まで、 有楽町の寿司屋で、説得したけれど興銀に行ってしまわれました。数年後なら、圧倒的にJPモルガンの方が人気があったのに。 政治家になるのだったら絶対にJPモルガンに入って国際感覚や、「日本の常識は決して世界の常識でない」ことを学んで欲しかったな~」。
5.「護送船団方式による国債買い支えが有るか?」
本日、以下のリツイートが私のX にきた。
「護送船団方式による国債買い支えが有るのでは?と穿って見てます。そして長年にわたる金融抑圧。これにより銀行がリスクに見合ったリターンを生めず、更にリスクが取れない事態に。結果デューデリ能力も衰退の一途。事なかれのお公家様団と化す」
以下のように回答した。
「皆で国債買い支えに向かうのは極めて疑問です。過去、国債市場が崩れた時、まず最初に逃げ出したのは日本人の国債村の住人達でしたから」。
6.「私は今でも円に滅茶苦茶弱気」
本日、以下のリツイートが私のX にきた。
「いやいや・・・・ドル今激弱ですやん・・・・平均寿命以外ひとり負け日本より強いってだけやないっすかw」
以下のように回答した。
「そう思われる方はドル買わなければよろしい。自己責任。私は相変わらず自信をもって買い!ですが」
7.「日銀が大量に持っている日本国債は暴落しっこないか?」
本日、以下のリツイートが私のX にきた。
「日銀が大半持っててどうやって暴落するのかな? 借金て誰から借りてるの?どうやって破綻するの? それ金本位制の考えだよ?今は管理通貨制。 利息負担て言っても政府が払う利息の多くは日銀に入り、日銀は利益を政府に納付すんだよ? 信用失うのは通貨の発行量増大でなく経済の棄損」
以下のように回答した。
「どんなアホな人でも1年前には間違いに気が付いていると思うのに、まだそんなことを言っている人がいるとは驚き。日銀が民間に払う金利はどうなるの?受け取り金利が政府に行くのなら、日銀が民間銀行から預かっている日銀当座預金の金利の原資はどこにあるの?民間に払うお金が無くなれば、貴兄が銀行に預けているお金に利息も払ってもらえないどころか、民間銀行が倒産して元本も返ってこなくなりますがな。 日銀が大半持ったままなら、世の中お金がじゃぶじゃぶのままで、お金の価値が棄損したままになり、そうやって物価上昇を抑えるの?」
8・「あまりにも馬鹿なこと」
本日、以下のリツイートが私のX にきた。
「国債は国庫債券の略 政府が発行する通貨の一種ですよ」
以下のように回答した。
「恥ずかしいから海外でそのような発言をされることが無いように。そんなことを言えば、日本人が世界の笑いものになります。そんなことを言っているのは世界でも、何とか教の教祖様とそれを鵜呑みにする脆弱者だけですから」

