1.「講演依頼は下記の講演仲介会社にどうぞ」
「講演会の依頼をしたいけど政治を離れたらどこにも連絡先が公開されていなくて連絡先が分からない」と人づてに聞かれるので、下に2社を明記いたします。
ただ、講演や物書きは私のメインの仕事ではないので、時間が許せば、という点はご了承ください。
- 株式会社 SHOEI
- 株式会社システムブレーン
問合せフォームURL:
https://www.sbrain.co.jp/order.php?action=proposal
2.「ウインフィルで見る日本の実力」
毎年、恒例のNHKウィーン・フィルニューイヤーコンサート。昔は着物で着飾った日本人の中高年女性が映像によく映って日本経済の力強さを感じたものだ。 今年は壊滅に近い状態かと思っていたらまだそこそこいらっしゃっていた。 1979年、ジャパンアズナンバーワンが出版された頃にため込んだ遺産がまだまだ尽きていない感じ。 それ以後の強烈な円高時代に、海外に投資していれば、大英帝国のように長い期間、莫大な海外遺産で生活を享受できたのに。 1990年代私が金持ちになりたかったら強い国のリスク資産(株や土地)を買え!とあらゆる場で主張、講演していたのに聞く耳を持った人は極々わずか。 最も97年頃(?)までの外為法がそれをかなり防げていたのも事実だが。
3「今でもドルに変えるのは遅くない」
今でも最弱通貨円をドルに変えておくことが生き延びる手段だと思っている。40年間ダントツのGDPビリ成長で、政府の財政赤字が世界最悪規模で異次元に積み上がり(対GDP比)、日銀が世界最大の異次元メタボ(=通貨の発行過多).そして「中央銀行たるもの通貨の安定のために購入してはいけない」と金融論で教える株だけで何とか生き延びている中央銀行。さらにはインフレ税で財政再建を果たそうとしている政府(=円安が不可欠)。 このような国の通貨円が異次元に弱くなっていくのを否定する理由を見つけ出すのは私は難しいと思っているのだが。 ドル円の先行きを日米金利差だけで判断している人は津波が押してくるときに、今日は大潮か小潮かで避難するべきかを論じているのと同じ」
これに関しては以下のリツイートもいただいた。
「一貫して説得力ある相場観に脱帽です」
4「最近の長期金利の上昇と円の紙くず化の相関関係」
昨日、以下のリツイートが私のX に来た。
「日本円が紙屑化することと最近の長期金利の上げの相関関係は? CDSの数値踏まえて解説頼むわ」
以下のように回答した。
「長期金利が上昇すれば日銀がとんでもない債務超過におちいり信用失墜。その発行する通貨円も信用失墜。ハイパーインフレ(=円の大暴落)。その状態から脱却するするためには新中央銀行の設立と新法定通貨の創設が不可欠、今の円は法定通貨で無くなる。すなわち紙くず化。CDSレートはハイパーインフレを反映しない、すなわちハイパーインフレでは保険金は下りない。だから低いまま。だからと言って日本が危機に瀕していないことには全くならない。日本はハイパーインフレデ崩壊のリスクがある」
5,「格下げ問題」
昨日、以下のリツイートを私のX にいただいた。
「ちょっと前でも下にはイタリアしかいませんでしたからね。

以下のように回答した。
「1,2年程前に、 S&Pの幹部が日経新聞のインタビューに答えて、日本がA格を保っていられるのは日銀が国債を買い支えているからだと述べていらっしゃいましたね。中央銀行が国債を買い支えていると言う事はその「代わり金」を世の中にばらまき続けていると言う事。ハイパーインフレになるのは不可避。 格付けはハイパーインフレのリスクを反映してはいない。単に財政破綻をするか否かだけ。 中央銀行が国債を買い取って通貨を増発していれば、政府は資金繰り倒産をしない。CSレートが低い理由と同じ。 しかし、それは今の日本が砂上の楼閣であることを意味する。 これ以上日本の格付けが下がったらば、日本に危機が来る事は皆さんがおっしゃっている通り。
6.「浜田先生は誤りに気がつかれたた」
元旦に以下のXのツイートを読んだ。
アベノミクスの生みの親、浜田イェール大学名誉教授
「私はかつて、大規模な金融緩和を安倍氏に提言した立場です。しかし、今の日本に必要な政策は真逆。金融の引き締め、つまり市場に出回るお金の量を減らし、金利を引き上げる金融政策です」
「率直に申し上げて、行き過ぎている、というのが私の見方です。もちろん財政赤字は常に悪というわけではなく、企業が成長のために借金をしてでも投資を行うのと同様、国家も長期的な利益のために赤字を活用すべき局面もあります。防衛費なども、残念ながら国際情勢に照らし増額が避けられない部分がある。しかしながら、人手不足などの供給制限がある現在のような状況で財政赤字を濫用し、大規模な財政出動をすることは、今、日本経済の最大の問題であるインフレをさらに助長する。とんでもないことです」
以下のリツイートを返した。
「浜田先生が異次元緩和という美名に隠された財政ファイナンスを安倍首相に提言されたのは非常に問題があると思いますが、さすが学者の先生で誤りに気がつかれたようです。 先生曰く「しかし、今の日本に必要な政策は真逆。金融の引き締め、つまり市場に出回るお金の量を減らし、金利を引き上げる金融政策です」。 違ったことをお認めになるのはご立派です。 しかし問題は、この期に至っては ①「市場に出回るお金の量を減らす」ことも②「金利を引き上げる」 ことも出来ないことです。 中小金融機関や中小保険会社、変動金利で住宅ローンを借りている人が危険になるからです。 最大の問題は、日銀に巨大債務超過が起きて中央銀行と円の信用が失墜するので上記①,②とも出来ないのです」
7.「池田信夫氏は金融が全くわかっていない」
先日、「また池田氏が嚙みついてきてる… よっぽどかまってほしいんですねえ」とのリツイートをいただいたので池田信夫氏のX を覗いてみた。
私の「PB 黒字化が達成しても今後『成長>金利』など達成できないだろうから、財政赤字は拡散が続く(ドーマ―の法則)。今まで「成長>金利」が達成できたのは、日銀が国債を爆買いしていたから。それを辞めたら金利が急騰する」とのリツイートに池田氏は
「おなじみのホラーストーリーだが『物価を暴騰させたくなかったら、国債を市場に売らなければならなくなる』というのは誤り。 日銀が国債を市場に売ることはありえない。今は日銀当座預金の付利で政策金利を誘導しているので、引き締めるには付利を上げればいいだけ』」といちゃもんを付けてきたのだ。
浜田教授のおっしゃるように金融引き締めには①金利の引き上げ②資金の回収(=国債の満期償還or/ and 市中売却〉の方法がある。
しかし「②はあり得ない。ホラーストーリーだ」と池田氏はおっしゃる。金融論で②があることをご存じないようだ。
私がいつも言うように日銀は両方やるべきだ。しかし現在の日銀財務を考えると①も②も今の日銀には出来ない。日銀財務が壊滅的に痛むからだ。
しかし池田氏は、日銀の財務など金融政策を考える際、考慮の必要はない。国債は満期までも持てば元本で返ってくるからだ」といつも私にいちゃもんを付けていたと記憶しているはず。それなら、当然②も出来るはずだし、やらなければならない。そこが・ホラーストーリーというのだから、何じゃいな?だ。
X を見ると、今、池田氏は盛んにインフレ税を予想しているが、それは私のずっと前からの主張、あんなにすべての私のロジックに反対していたくせに、趣旨替えした上に私の話を「おなじみのホラーストーリー」というのはンまんじゃいな。
インフレが、この段階に至ってもコントロール可能と思っているようだ。
何じゃいな?

