(本日第2弾)

2026年03月30日

(本日第2弾)

本日は午前中に第1弾をアップしています。

措置⑧等もお読みいただければ幸いです。

 

1.「日本政府の原油先物参入案のばかばかしさ」

原油を算出科国の政府が、先物で売りを大きく仕掛けるなど愚の骨頂。

余りのバカバカしさにコメントの必要なしと思っていたが、本日のブルムバーグにも検討が刑事九しているとあったからここに書く。

日本政府の原油先物参入案マーケット経験のないド素人の意見だと思われる。

特に差金決済だけでなく、最悪の場合、現物を引渡さねばない巨大リスクに対する認識がないと思われる。

売り持ちの場合、取引最終日が近づいてきたときに売り手が急減して買い戻せない(スクイーズという)恐怖はすごい。マーケット経験のない人にはこの恐怖はわからないだろう。

ただこれは大損すれば済む話。

さらに怖いのは、取引最終日に需給が大崩れして、取引が成立しないリスク。値幅制限の上限、下限に張り付いて取引が成立しない時。

ポジションをクローズ出来ないから、売り手は原油の現物を引き渡さねばならなくなる。

マーケットに影響させたいというのだから巨額の売りポジションを持つのだろうから、その原油の現物をどうやって短時間に調達するのか?

そんな事態になったら責任者はショック死してしまうだろう。サラリーマントレーダーに出来る仕事ではない。

我々ヘッジファンドやpropのトレードをしてきたリスクテーカーでも原油先物には手を出しにくい。怖さを知っているからだ。ソロス出身のベッセント米財務長官に聞いてみればいい。まず「ば~か」と言われるだけだろうから。

 

2.「原油先物市場の怖さ。の一例」

2020年4月、WTI原油先物が1バレルマイナス40ドルを記録したことを覚えているのだろうか?

マイナス40ドルとは売り手(注:買い手ではない)が1バレル当たり40ドルをはらわなければならないということ。

通常は原油の売り手は代金を(コロナ前は1バレル当たり60ドル、今は100ドルくらい)受け取るのだが、マイナス40ドルとは売り手が代金を貰うどころか1バレル当たり40ドルを支払わばならなくなるという普通なら考えられない事態だ。

これはコロナ禍で世界の石油事情が減り原油の貯蔵してるが足りなくなったからだ。原油を引き取ればその保管が可能かもわからないし、保管場所が見つかっても論でもない保管料を取られる状況になったからだ。

このようなケースは今回は再現しないとは思うが、とんでもないテクニカルリスクも存在するのだ。(タンカー事情で保管基地まで運べないリスクがあれば再発するかもしれない)

せっかく危機期に備えて備蓄した石油を現物デリバリーを余儀なくされ、無くしたらどうするつもり。国民の命を守るべき責任ある政府のやることではない。

 

.「最終取引日が近ずくにつれて先物価格は現物価格に収束していく」

そもそも全世界の需要と供給で決まる原油価格を資源も持たない国が先物市場に介入して操作できると思っているところがおこがましい。株式市場(日本最大の株主).国債市場(日銀が半分以上を保有)

等で、ほんのちょっとの期間だけ成功したからといって(これから全てが大崩れして市場操作の巨大なるツケを払うことになると思っているが)それと同じだと思ってるところがアホらしい。マーケットを知らなさすぎ。

実物マーケットのある先物では、最終取引日が近ずくにつれて先物価格は現物価格に収束していく。現物価格が先物価格に近寄っていくわけではない。

尻尾が犬を振り回すのではない。犬が尻尾を振りまわす。

4,「トリッキーな『債務残高比率』」

3月2日にアップされた元日銀理事の山本謙三さんの論考。必読 「責任の先送りは避けよ 「『責任』ある積極財政」 ~トリッキーな「債務残高比率」 という表題の論考。必読 いわく「借金を永久に増やし続けることはできない。債務残高比率は、借金の規模を国際比較する上では有用な指標だが、そのプラスマイナスをもって、安心できるような指標ではない。ちなみに、日本と同様に、約80年前、敗戦と超インフレを経験したドイツの現在の債務残高比率は、63%(2024年)と、日本(同236%)の約4分の1にとどまる。 『これまでが大丈夫だから、今後も大丈夫』という議論は楽観論にすぎない。いったん市場から信認を失えば、新規国債の発行どころか、既発債の借り換えも難しくなる。 重要なのは、債務残高そのものの着実な圧縮である。財政規律を守る『責任』とは、債務残高の圧縮につながる道筋を明確にし、実践に移すことだ。それが将来の子供たちの世代に対する、今を生きる世代の『責任』である」

https://www.kyinitiative.jp/column_opinion/2026/03/02/post3079/

 

 

 

5、「鑑桜会」

昨日は午前中、テニスの後、テニス仲間で桜をめでる会

普段はさすがに仕事の話はしないのだが、昨日はせっかくだからと元UAE大使、元経産省大幹部に中東情勢の話を突っ込んで聞いた。

で、「今日くらいは戦争の話はしないで洟の話をしましょうね」とメンバーの一人にやんわりと注意された。そりゃ、もっとも。反省(笑)。

参加の女性陣は仲間の奥様方。私の家内は「我が家にはラケットが一本しかない」ので、二人同時にクラブに行けず、辞めてしまったので私は一人で参加

田園10 田園⑪ 田園③

6,「業界から全く専門家とみられていない専門家」

ある見識ある人達の会合で、米国イラン戦争についての今後の展開を聞かれた。

「私は外交や某家の専門家ではありません。なのにそれを私に聞くのは高橋洋一さんや藤井京大教授に「金融や財政の話を聞くようなものだと思いますが」と返答したら、バカ受けだった。