1.「円高要因?」
昨晩、トランプ大統領の早期停戦発言で、株価は急騰したが、WTI先物は1バレル101.50ドルと気持ち程度しか下落せず株式市場の楽観論と対比をみせた。 WTIのほうは、戦争が終わってもそう簡単に原油の供給は元に戻らないと想定しているからだろうし、トランプ大統領の言うように「米軍が撤退すれば、ホルムズ海峡閉鎖は自動的に解消される」の発言に疑問を持っているのだろう。 ホルムズ海峡閉鎖が解除されなくても、米国はエネルギーの純輸出国であるから、金を払ってもエネルギーが調達できないと言う事態はない。 ホルムズ海峡閉鎖のモチベーションは日本に比べれば、著しく低い。 一方の日本は閉鎖が解除されなければ、金を払っても原油やLNGを調達できないと言う状況に陥る。 ホルムズ海峡を通りたければ、自分たちで突破せよとのトランプ大統領の発言や、イランが高額の通行料を課す検討をしているなど、日本が楽観論を取るには早すぎる。 ホルムズ海峡を解放せずに米軍が撤退すると言うニュースは、日本には最悪に思えてならない。 相対的に円とドルを比べるが、ドルの方がよほどに魅力的になる。 昨晩、このニュースで円高が多少進んだようだが、このニュースは明らかにドル高円安要因である
2.「日本にとって最悪の解決策?」
外交、防衛のド素人の私が言うのもなんだが、トランプ大統領のホルムズ海峡閉鎖は自動的に解除されるとの発言は、関係国は米国のホルムズ海峡解放作戦に参加しなかったのだから、自分たちで解決しろよ。
米国はホルムズ海峡を使っていないし、われわれは(国際法に反するとしても)イランがホルムズ海峡通過の船から通行料を取るのを認めたよ、と言っているのではないの?
だとしたら、日本にとって最悪。
これはうがった見方に過ぎないことを祈る。


