1.「『渡邉美樹の5年後の夢を語ろう』内『月刊藤巻健史』」
先週土曜日(6月13日〉のラジオ・ニッポン放送「渡邉美樹の5年後の夢を語ろう」内の「月刊藤巻健史」は以下のPODCASTで無料で聞けます・
https://podcast.1242.com/yume/?ep=390
以下、番組ブログより
藤巻)まず、これだけの物価上昇要因があるなら、日銀は金利を引き上げないといけない。 政策金利を引き上げた場合、これが最後の利上げだとマーケットが反応して、 円が暴落し、長期金利が上がっていく可能性がある。
藤巻)日銀の決算発表を見ると、令和7年度は、受取利息と支払利息の差が2000億円の損失。 日銀が金利を0.75%に上げたのはたった3ヶ月程度なのにも関わらず、 2000億円の赤字を出した。これが1%になると、2兆円の赤字になる。 来年の決算で恐ろしい数字を全世界に発表することになり、これ以上は利上げできない、これが最後の利上げだろうとマーケットが読むと予想。
藤巻)金利を据え置いた場合は、マーケットは6月に0.25%の利上げをすると織り込んでしまっている。それをしないとなると、円安が大きく進む可能性がある。 なので、金利を引き上げても据え置いても、円安は進むだろう。
藤巻)メディアはほとんど取り上げていないが、日銀はこの1年間でこっそり国債保有額を50兆円近く減らしている。だからこそ長期金利が上がってきているが、 ここで国債を買い増すと、円がまた棄損して円安が進む。その場しのぎにはなるかもしれないが、そのあとの倍返しが怖い。
2.「中央銀行の立場で長期国債をどんどん買うのは常識を逸した意見」
以下は速水元日銀総裁が1999年 2月15日に政策委員会議長後に行った記者要旨である。
「中央銀行の立場で国債を引き受けるとか、長期国債をどんどん買うというようなことは、常識を逸したご意見ではないか。
また、1914年、ドイツで当時の中央銀行が国債の引き受けを行うことが決められたことによって、第一次大戦後の物凄いハイパーインフレを味わって、それで欧州諸国が国債の引き受けは決してやるべきことではないということを身をもって知ったのだろうと思う。
――>速水総裁がこのように発言した1998年末の日銀の国債保有額は53兆円。
現在の植田日銀の国債保有額は533兆円、
速水総裁が生き返って今の日銀の惨状を見たらびっくり仰天、そのままショック死されてしまうだろう。
ちなみに速水日銀時代の株の保有額はゼロ。今、日銀は日本一の株主。
3.「モノレール」
土曜日は朝6時に札幌へ出発。久しぶりに羽田に行くのにモノレールに乗った。最後に乗ったのはコロナの前だったろうか?その時は運転手の真後ろで前を見ていたら、客室で緊急地震速報がガンガンに鳴り響いた。
しかし、運転手は聞こえないのか全くスピードを落とさない、運転席の窓をたたいてスピード落とせよな!と怒鳴ろうかと迷ったがそれをやる勇気はなかった。
しかしモノレールに乗るのはいくつになっても楽しいな。
4.「講演会by かぜ@札幌」
札幌では私が顧問をしている株式会社「かぜ」主催の講演会@TKPガーデンシティーpremium札幌南口。講演タイトルは「北海道の経営者が直面する『円安のリアル』」。
講演の後、石橋さんの運転する「そら」の車で帯広へ。「そら」が運営するグランピング施設のフェーリエンドルフへ。所要3時間。夜7時着。モール温泉を堪能。

5「ばん馬馬車の試乗会」
日曜日は12時から2時まで、ばん馬馬車の試乗会に。終わった後新聞記者の取材を受ける。
私の提案により『ばん馬の馬車ツアー』が顧問をしている「かぜ」が運営するフェーリエンドルフで実現したのだ。
昔、三井信託銀行ロンドン支店勤務の時。冬休みにオーストリアに行った。大雪原に松明で照らされた馬車道があり、そこをシャンシャンと鈴を鳴らしながら走る場所に乗った。
森閑とした真っ暗闇の中に星とたいまつだけが光る。そして聞こえるのはシャンシャンという鈴の音のみ。終点でホットワインを飲み、帰路へ。非常にロマンチックだった。その思い出を話しているうちにフェーリエンドルフで実現したプロジェクト。
ばんえい競馬場がすぐ近くにありばん馬の産地だからこそ実現したプロジェクト。

ご存じのように日本には昔、道産子(約350㎏)と小型の馬しかいなかった。強い軍馬を作るために品種改良して出来た馬がばん馬(約850㎏)とのこと。ちなみにサラブレッドは500㎏。
帯広畜産大学は日本一の獣医の学校だと認識しているが、畜産業のためにできた大学ではなく、強い軍馬を作るためにできた大学とのこと。
このばん馬の引く馬車のフェーリエンドルフでの本格運用はもう少し先だが、子供達は喜ぶだろうし、若いカップルにはロマンチックなものになりうるとの印象を持った。



夜は「かぜ」幹部と夕食会。
(↓キツツキの穴)


月曜日13時10分発の帯広発で帰京。
6,「需給の調整は値段で」
モノレールができたころの運賃は「わー、高い」というイメージだった。そのせいか当時は乗客数が伸びずかなり苦しかったと記憶している。
それが絶対的な運賃を下げたのか、それとも値上げしなかったせいで相対的に安くなったのかは知らないが、今では決して高すぎない普通の公共交通機関になった。
これは東京湾アクアラインでも同じだ。当初、非常に高い運賃設定で利用者量が少なく赤字経営だったと記憶している、それを大胆に値下げしたおかげで非常にポピュラーな通行料になった
まさに需要と供給を値段で調整した。これが経済学だ。ガソリン補助金政策は間違っている。
7, 「日本の常識が世界の非常識の一例」
本日、ドジャースのロバーツ監督は娘のスタンフォード大卒業式のためチームを離れ不在だったそうだ。
――>(同じような例を過去何度か取り上げたが)米国社会では当然だと思うが、日本でこれが許されるのか? 日本の常識が世界の非常識の一例。


