1.「石油備蓄の減少」
イラン情勢が再び混沌としてきて7月6日に1バレル68.55ドルまで下落していたWTIは再び84.6ドルまで上昇してきた。
ところでイラン米国紛争ぼっ発前254日分あった石油備蓄は6月末で199日分(推定値)に減少してきた。4か月で55日分減少している、まだ200日近くあると言っても紛争が長引き備蓄石油の減少が継続した場合、どこかの時点で国民は冷静していられなくなるだろう。、まさか備蓄ゼロになって騒ぎ出すとは思えない。
ガソリン補助金を継続していていいのだろうか?
エネルギーを海外に頼っているに二、それを忘れたかのような政府には疑問を感じる。
2,「窮する国家は年金を狙う」
今朝の日経新聞。上級論説委員藤田和明氏の「中外時評」の論考。
いわく「円安進行や長期金利の上昇に警戒が強まるなか、年金積立金を政策目的のために動員するかのような印象を与えたからだ。過去800年にわたる金融危機の歴史を研究した「国家は破綻する」の著者、カーメン・ラインハート氏とケネス・ロゴフ氏。両氏は同著刊行後の2011年の論文で、巨額債務を抱える政府が駆られる行動を分析している。
財政に制約が強まると政府は国内の貯蓄に目を向ける。国債の安定的な引受先を確保したいからだ。とりわけ年金基金のような「逃げられない投資家」が誘導対象になる。
この議論に海外のエコノミストはひときわ敏感だ」
―――>ちなみにケネス・ロゴフ氏は著名なハーバード大学教授・まさに藤田和明氏のおっしゃる通り。
政府がGPIF nお期待するとは「日本財政は窮している」と世界中に触れ回ったようなものだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK170UJ0X10C26A7000000/
3,「小手先では止まらない円安と長期金利高」
財政規律の無視と財政ファイナンスをここまでした以上、財政赤字の膨らみ方と日銀財務の脆弱性は限界を超えており更なる大幅「円安と長期金利高」は不可避である。
4,「いつまで日銀と円の信用は保たれるのか?」
2025年度の国債保有利回りは0.448%。政策金利(≒日銀当座預金への付利金利)は1%。だから既に0.552%の逆ザヤである。
2025年3月の国債保有額は536兆円でほとんどすべては長期国債。
日銀当座預金残高は459.7兆円だから今後、毎年の通貨発行“損”の額は巨額になる。
日銀の保有国債は10年債が中心で次に多いのが20年債だから満期が来て新たな利廻りが決まり受取利!息額が上昇するには非常に長い時間が必要。
したがって通貨発行“損”は非常に長い間続き、累積”損“の解消には気が遠くなるほどの期間が必要。
累積”損“の解消まで日銀と円の信用は保てれるのか?
そのステージはすでにはるか昔に終わり、いつまでもつかのステージに入っていると思う。
神風が吹かない限り日銀危機は不可避だと私は思う。
ちなみに私がJP モルガンに勤めていた頃(例えば1998年12月末)の国債保有額は52兆円でほとんどが短期国債。日銀当座預金残高は4.4兆円。
5.「虎の会」
7月8日は箱根から昭和25年生まれの政財界の集まり「虎の会」@ザ・キャピトルホテル東急 from17:30から。
元東急専務で東急ホテルズ代表取締役を務めた高橋遠氏のご厚意でいつも同じ場所を使わせていただいている。
会長の根津さん(根津美術館理事長・館長・東急百貨店名誉会長))が久しぶりに出席。奥様も参加で華やいだ。
20数人の会員がいるが今回は12名の参加。だんだん病気がちの人が増えている。
政治関係は宮沢洋一元経産大臣と元厚生大臣の塩崎さんと元平議員の藤巻(もっとも私は経済人の時に入ったし、メンバーの誰もが私を政治家とは見ていない(苦笑))、
今回の出席者は根津さんご夫婦、芦原太郎建築事務所所長の芦原さん、元野村会長・経団連副会長の古賀さん、塩崎元経産大臣、竹中土木会長の竹中さん、高橋遠さん、元三菱商事副社長の柳井準ちゃん、元経産官僚、元HSB証券会長山田晴信さん、宮沢洋一衆議院議員、宮沢君の秘書で私と宮沢君のクラスメートの牟田君、終活者藤巻


