本文(臨時版・MMT(ブードュー経済学)

2019年04月05日

予算委員会3月末でほぼ終了した(財政委員会や調査会はまだ続きます)のですが、統一地方選の応援や3月中に全くできなかった自分自身の選挙準備、ペンディング事項の整理等で時間が取れません。通常版は来週に更新する予定です、お許しください。

本日の朝日新聞「財政赤字の容認論 首相は共感?」

無制限に財政赤字を膨らましてもいい(今破綻していないから)というMMTのようなブードュー経済学は昔なら世に出てこなかった。SNSが発展していない頃は、きちんと経済学や金融論を学んだ新聞記者たちが、このような呪術経済学が世にせるのを防いでいた。しかしSNSが発展し、そのようなスクリーニングがなくなると、カルト経済学であっても世間受けする理論が世にはびこる。中世社会では「太陽が地球を回っている」のほうが庶民に受け入れられた。真実は違っていてもわかりやすいからだ。たとえブードュー経済学でも、世にはびこればマスコミも取り上げざるを得なくなる。それがMMT理論が世を騒がせている現状だ。しかし、それに乗る政治家はどうかと思う。

麻生大臣は「日本を(MMTの)実験場にする考えを今持っているわけではない」と答弁したそうだが、まさに今、日本はMMTの実験をしている。実験場そのものだ。黒田日銀総裁はさすが「財政赤字を考慮しないというのは極端な主張でなかなか受け入れられない」と否定的な見解を述べたそうだ。財政赤字拡大を国債の爆買いで手助けしている日銀の総裁としては苦しい限りだ。頭がよい黒田総裁はそのことを理化している。だから国会で私への答弁でも私と決して目を合わせない。昔と違う。自信の欠如だ。

「無制限に財政赤字を膨らませてもいい」のなら税金など取る必要もない。消費税増税もいらない。無税国家の成立だ。毎日新聞論説委員の福本さんが書いた「MMTとはM(未来)はM(もっと)T(大変)」は、けだし名言である。ハイパーインフレが訪れる。

https://www.asahi.com/articles/DA3S13965267.html?fbclid=IwAR3G1OQ_mBTXI5F6_uVD7xLszTkc46y5qLqDZY-U3aLWcpoD9dYzlP4wP2Y