中央銀行マンとしての矜持等

2019年07月09日

【参院選 2019 比例は藤巻健史へ】日銀~中央銀行マンとしての矜持

1.中央銀行マンとしての矜持

 
本日朝の街頭は日本銀行前。もちろん「黒田総裁、出て来い」などという下品な演説をしたわけではない(笑)。「この選挙戦真っ盛りの時、朝の貴重な1時間を割いて皆さんに訴えても票が入るとは思えない。しかし言うべきことは言わねばならない」と始めた。
「日銀マンは金融のプロだからこそ、異次元緩和の危険性に気がついているはずだ。皆さんの先輩、日銀OB達がこぞって批難的なのも皆さんはご存じのはずだ。日銀を政府の紙幣印刷所のままにしておいはいけない。ただ終身雇用制の日本では、行内で公然と批判が出来ないのはよく分かる。中央銀行マンとしての矜持が残っているのなら、是非、2枚目の全国比例には「藤巻健史」と会、黒田日銀総裁への追及を続けさせてください」とやったのだ。もし今の日銀が債務超過になれば終戦後のドイツの様に旧中央銀行をつぶし新中央銀行設立というリスクさえあるのだから。

 

【参院選 2019 比例は藤巻健史へ】日銀前の街宣演説

【参院選 2019 比例は藤巻健史へ】日銀倒産?

 

2.日本の財政がなぜ問題なのかの動画

 
日本の財政がなぜ問題なのかをイラストつきで解説した動画です。わかりやすいのではないかと思います。前半・後半、各々2分ずつです。

 

 

 

 

3.くすぶる不安 「未来」に責任を

 
「国内総生産の230%という借金依存度は世界最悪である。

これは預金封鎖はハイパーインフレがあった第2次大戦に敗戦した時の数字に匹敵する。にもかかわらず第2次安倍政権下の6年半に、この問題が国民的議論になったことはない。アベノミクスのもとで日本銀行が国債を買い支え、表面的には財政が維持刺されているからだ。」まさに私の問題意識そのものだ。
原編集委員は以前「日本でアベノミクスを問い続けている国会議員は少ないのですが熱心な議員の一人が前述の藤巻健史参議院議員です。安倍首相や黒田日銀総裁に政策のおかしさを重ねて質問しています。(中略)金融市場のプロ中のプロです。その目にはアベノミクスが大変危なく映っています。財政事情がこれほど悪い中で財政出動を続け、日銀が異次元緩和でマネーをばらまき続けているのは、国民の潜在的負担をとてつもなく膨らませているからです。

 
https://www.asahi.com/articles/DA3S14088414.html?iref=pc_ss_date

 

 

4.年金の持続性

 
年金に関して誰も本質をついていない気がする。少子化などはもともとわかっていた話で制度設計のさい組み入れられている。持続性の最大の問題は日本経済が30年間で世界最大のビリ成長だったこと。

低迷成長だから株価は低迷し、国債金利も低かったから、充分に積立金が積み上げられなかったことに尽きる。若い時に私的年金で10万円ずつ10年、計100万円を積立てた人は65歳からの10年間10万円ずつもらおうと思っているわけではない。100万円の積立金を保険会社が運用し(例えば)150万円になることを期待しているはず。運用が重要。公的年金も同じ。うまい運用が出来なければ積立金不足で持続不能になれば解決。そのために真の資本主義、仮想通貨税制改革が必要。

 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47015420V00C19A7SHF000/?fbclid=IwAR1qu69TIYOe3kG5ZZ36CYDMyWf5N6QuC2N1mTVFKoMLx9ZmNLDYSkAQQkA