「米国長期金利動向」「米国長期金利動向」他

2020年10月31日

  1.大阪都構想に賛成を!

明日の都構想では是非賛成を!! 元日本維新の会の国会議員だから党の方針に沿って主張しているわけではありません。私の主張である「今こそ、地方も国もワイズスペンディングが必要不可決だと思う」からこそ主張するのです。二重行政でムダ金を使うだけの余力は日本にはもうないはずです。8月19日の日本経済新聞電子版に「国の負担? いえ、あなたの負担」との記事があります。その中に「筆者がみたBBCの記者は、利用者が満足する様子と店側の反応を伝え、リポートをこう締めくくっていた。『レストランを助けるのは納税者の負担によってです』。国の負担、政府の負担などとは言わない。そういえば(中略)ジョンソン首相に『財源は政府のお金ではなく、納税者のお金だ』と、ワイズスペンディング(賢明な歳出)の徹底を念押ししたのは、同じ保守党のメイ前首相だった」との記述もあります。2重行政でムダ金を使えば、それは将来の納税者の負担増として返ってきます。自分のお金を無駄に使っていいのか?を判断材料として考えていただきたいと思います。 

2.米国長期金利動向

この数日間、上げ渋っていたもしくは多少下落していた米長期金利が再び上昇を開始した。3月9日に0.5%をつけた10年金利が0.87%だ。財政ファイナンスによりじゃぶじゃぶになったお金が当初は、株、金だけでなく債券にも向かったのだろうが、大統領選後の更なる財政出動で、国債の需給が意識され始めてたとの分析が米国で増えてきた。FRB は日銀のように力で国債金利を抑え込むようなことはしていないので、当然の分析だろう。米国の長期金利が更なる上昇を続ければ日銀と円は大ピンチ。 

3.財政が既に『火の車』のは明らか

小黒一正法政大学教授が私のFBのコメントに「財政が既に『火の車』のは明らかですので、社会保障改革や財政改革の将来像を考えることが重要に思います」とのコメントをお送りくださった。ごくごく一部の学者を除いて、日本の大多数の経済学者や財政学者たちは「財政が既に『火の車』なのは明らか」との点で一致していると思う。多くの先生方は学問の世界に閉じこもってしまうのに。小黒先生は、それを声を大にしておっしゃってくださっている点で大いに尊敬する。ただ、残念ながら、私は、もう日本財政を救える段階はすでにとっくの昔にすぎさってしまったと思っている。あまりにも借金が巨大だからだ。日銀を廃し、新しい中央銀行の創設準備に、今からでも取り掛かるべきだ。中央銀行は、国にとって必須のインフラなのだから中央銀行が機能しない混沌期が長く続くのはまずい。 

4.「情報格差のなくなった金融の世界で出来ること」   

昨日発売の婦人画報の私の連載は「情報格差のなくなった金融の世界で出来ること」です。宜しくお願いいたします。婦人画報②婦人画報

5.経年劣化

テニスエルボーの痛みで、最近はテニスが出来てもせいぜい1試合。家では電動カーテンが壊れ、全とっかえ。本日は、横浜みなとみらいで14時から始める小泉和弘さん指揮の神フィルコンサートに行こうとしたら、直前にガレージのシャターが壊れ、車が出せず。わが身も、我が家も、日本経済も経年劣化はなはだし。

6.小泉和裕氏指揮神奈川フィル

本日も小泉和裕さんのおっかけ。ワグナー:歌劇「リエンツィ」序曲 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、ブラームス:交響曲第2番@横浜みなとみらいホール。いつも書くが、小泉さんは日本最高の指揮者だと思っている。かなフィル②