.「余ったお金はどんどん貯金する」そんな日本人はこれから確実に貧乏になる」「ウスイ健在(光陰、矢のごとし)」他

2021年07月04日

『余ったお金はどんどん貯金する』そんな日本人はこれから確実に貧乏になる」

先ほど(本日11AM) プレジデントオンラインに拙稿「『余ったお金はどんどん貯金する』そんな日本人はこれから確実に貧乏になる」がアップさせました。無料で読めます。よろしくお願いいたします。

https://president.jp/articles/-/47309

  

2.「世界で一二を争うドル保有国の中央銀行を、どの銀行が閉鎖できるのか?」

「外資が日銀当座預金口座を閉鎖し始めたら日銀はアウト」と先日SNSに書いたら「世界で一二を争うドル保有国の中央銀行を、どの銀行が閉鎖できるのか?」という反論が私のFB に来た。

私の回答は以下の通り。

「国のドル保有額と中央銀行にある当座預金口座を閉鎖するか否かとはなんの関係もありません。なお、念のために申し上げると、為替介入などは日銀が財務省の手足となって行いますが、その結果のドルの保有者は政府であり、日銀ではありません。日銀のドル保有額は非常に少ないです」

3    「ウスイ健在(光陰、矢のごとし)」

先日、大阪府議会で某府議が「みんな文系なんですか」と、文系を侮辱するような発言をしたというニュースに関して、JPモルガン時代の部下、ウスイ嬢のことに触れた。ウスイに関しては、哲学者の土屋賢二先生(元お茶の水女子大学文教育学部長)が先生の著書の中で「お目にかかってわかったが ウスイさんは想像以上の人だった。 しゃべるスピードが圧倒的に早いのだ。9.11テロのときニューヨークから脱出した模様を縦横に語って、座を圧倒した。この話を聞きながら疑念を抱いた。藤巻氏より英語力もあり、頭の回転も速く、弁も立つウスイさんが、なぜ藤巻さんの上司になっていないのだろうか。多分ウスイさんには何か大きな欠陥があるのだろう」ことも紹介した。

そうしたら、本当に久しぶりに、NY にいるウスイからメールが来た。日本にいる友人が私のSNS を読んでウスイに知らせが行ったとのことだった。いわく「『多分ウスイさんには何か大きな欠陥があるのだろう』。この文章、久々に拝見しましたが、土屋先生には申し訳ないですが余計なお世話です。藤巻さんの上司になれなかったのは、①藤巻さんが支店長で、その上は日本にいなかった②支店長より20歳年下だったから③日常業務はさることながら、藤巻さんが例え真っ先に 目を抜かれて食べられそうなタイプでも、儲ける才が抜きんでていたから、です。④喋るスピード等で目くらましを試みてはいたが、普通に力不足だったから、というのが一番大きかったというのも否めませんが」

その他、なかなかまともなメールを書いてきたので「ウスイも、立派なメール書くようになったね~。ゴマを擦ることも覚えたし。感心、感心」と返事をしておいた。しかし、私より20歳年下、ということは、あのウスイが**歳?しかし、ウスイが「ウスイじゃない、ウスイ“さん”、ウスイ“さん”だからね」と一生懸命、教育を試みていた私の次男・弘がもう34歳なのだから、しょうがないか。「光陰、矢のごとし」とは、まさにこのこと。

4.「七夕」

子供たちが卒園した幼稚園から頼まれて、長年、七夕が近づくと七夕飾り用に笹を差し上げる。今では近くの保育園にも。そんな関係でこの時期には、毎年、庭師さんに入ってもらう。私の短冊は毎年同じ{欲しいもの:妻からの尊敬」。神様はちっとも願い事をかなえてくれない。神様のせいだと、普段自己責任を大声で叫ぶ私は思うのだ。

七夕②

久美子絵 七夕

5。「樫の木」

今年は,関東大震災直後に防火目的で植えた(と土地の前保有者の方から)聞いた樫の木が虫に食われ、危険というので、上部をバッサリ伐採してもらった。切った枝は、キリオtロスのではなく、綱で少しずつ卸していた。プロのわざを拝見させていただいた。高所恐怖症の私では絶対やりたくない仕事。

伐採0000

伐採0

刈り込み

6.「深夜の目覚め」

先週、「ブルムバーグの英語版記事が深夜に*位につけていた」とSNS に書いたらFB に「深夜にもチェックされているのですか」というお気遣いをいただいた。

最近は歳のせいで、耳は遠くなったが、夜のトイレは近くなった。(夜8時半就寝の朝4時半起床の8時間睡眠中)3回は起きる。そのうち1回は、どうしてもスクリーンを開けてしまうのだ。ディーラーの時は、夜20回は起きてマーケットをチェックしていたこともある。家内に健康に悪いとよく怒られたものだ。JPモルガンに勤めていた時は、それでも重大事件があると「NYやロンドンから電話でたたき起こされる」というセーフティーネットがあったから、それなりにリラックス出来ていたが、ソロスファンドにいた時は、よほどでないと海外からは電話をくれないので深夜、市場をチェックする回数が増えた。当時に比べると、(いいことか悪いことか知らないが)今の個人生活には緊張感がない。日本財政、日本銀行のバランスシートは緊張状態の塊だと思うが。