(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
1.「格差是正を金科玉条とする国を近い将来マーケットが正す」
私がJP モルガンを退職したことを、全国紙が「JP モルガンの藤巻支店長、定年退職」と報じてくれた。「49歳で定年退職かよ~」とも思ったが「定年退職者が全国紙で記事になることは珍しかった。光栄だった。
携帯電話が使用され始め、Eメールが普及し始めた2000年3月に私はJPモルガンを去ったわけだが、それからの24年間、世界は大いに変わった。
Gmail、インスタラム、iPhone, X, You tube, ビットコイン、Skype, Face book、Google Maps、Apple store、Amazon Prime, Uber, Ride share, Zoom 、テスラ、 Space Xの出現。
この中で日本が貢献したものがいくつあるのか?多少iPhoneに係ったことくらいか?日本は漫画と「おもてなし」くらいしか世界に発信していない。
上にあげた多くのモノは米国発、それも天才の移民米国人たちの貢献だ。脱線す⁸るが、大谷選手や八村選手をはじめ超一流スポーツ選手も米国を目指している。
成功したら大金持ちになり、相続税がほとんどないので子孫まで繫栄できる夢のある国・米国を世界の天才達は根ざす。彼らが作ったシステムが米国民全体の生活レベルを引き上げる。給料だけでなく株価も上昇し年金財政も豊かになる。結果 一般米国民の生活も将来に渡って保証される。
機会平等で成功者には相応の金銭的リターンが期待できる米国と、「格差是正」を金科玉条とし、結果平等主義の世界最大の社会主義国家、日本では国力の差ができるのは当然と言えば当然。したがってドルが強くなり円が弱くなるのも当然の帰結。ますます貧乏になっていく国家、日本の国民はドルに投資して、おこぼれを頂戴するしか自分を守る術はない。
さらには、あがきまくった結果、中央銀行の財務内容が劣悪になってしまった国の通貨、円は強くなるはずがないのだ、というより、紙くず化目前だ。
本来は、政治家、マスコミ、国民が上記の状態に気が付き、枝葉末節な議論でなく、大改革(社会主義から資本主義国家へ)が必要だったのだが、私の力不足で、誰も耳を片向かてくれなかった。今でも能天気だ。マーケットという最大、最強の野党であるマーケットが大改革を促すことになるだろう。人は「市場の暴力」と呼ぶだろうが、自分たちで招き入れた人災である。
個人はXデイへの備えが不可欠な時期に筒入している。。
2.「オヨヨヨヨ」、「アレレレレ」
一昨日の水曜日は、元住友生命常務の古河さんの出版記念パーティー@丸の内。乾杯の音頭取りをさせていただいた。
受付で、ひょいと横を見たら、見かけた顔。雨宮元日銀副総裁だった。お互いに、「オヨヨヨヨ」、「アレレレレ」だった。「なんで(日銀総裁職)逃げたの?(笑)」と挨拶。
その後もしばし歓談。東大落研卒の雨宮さんとの会話は、なんとなくユーモアがまじっていて楽しい。
しかし雨宮さんが日銀総裁職から逃げてくれてよかった。もし雨宮さんが総裁になっていたら、財政金融委員会での私の日銀総裁への矛先はかなり鈍っていたことだろう。
彼が係長位の時(私はJPモルガン)から親交があったただけにやりにくくなる。
(ちなみにだから政治家への企業献金などとんでもないと私は思う。雨宮さんとは、金とは全く無縁ない親交興だけだというのに追及の矛先が鈍るだろうと感じるのだから。企業から金など貰ったら何も文句など言えなくなってしまうだろう。それどころか便宜を図ってしまうだろう。それが人情であり政治家としての打算でもあるだろうから。
(↓右から雨宮元日銀副総裁、古河さん、私)
3.「出版記念パーティー」
古河さんの出版記念パーティーには、日本維新の会の阿部圭史衆議院議員も参加していた。阿部議員から10年前の、2014年8月14日に撮ったという写真をいただいた。古河さんがorganizeした会で、写真を見ると、参加者は荻野目慶子さん、岡崎医師、指揮者の大野和士さん(都響音楽監督)さん、料理家の伊野さん.阿部さん(当時厚労省勤務)と私だった。荻野目慶子さんと言えば、初めてお会いした時、いただいた名刺を見て「すごいですね。大女優と同じ名前なんですね」と申し上げ、古河さんに横腹を突っつかれたことを思い出す。「おい、おい、ほんものですよ」