「米長期金利上昇仲。ボルカーショックの可能性も」「国が借金を辞めたらどうなるのか?」「財政ファイナンスとは奇妙な言葉か?」

2025年01月08日

(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)

1.「米長期金利上昇仲。ボルカーショックの可能性も」
以下、今朝午前1時、トイレに起きたついでにXに書いた文章。。
「トイレに起きたら、米10年金利がalmost 4.7%.本日だけで0.08%上昇。この1年間で政策金利を1%下げたのに、10年金利は1%上昇。米国のインフレ懸念は相当に強いと思われる。資産インフレによる資産効果(株、不動産、絵画を持ってる人がお金持ちになったつもりで消費を増やす)が経済を押し上げる(日本の1985年から90年かけての狂乱経済の原因)一方.日本のバブル期のように自国通貨(ドル)が毎年30円から40円も上がるようなデフレ要因がない.何度も書くが1980年のボルカーショックのようなこと(インフルの原因がお金のばらまきすぎと言うことに気がついたボルカーが政策目的を金利ではなく、お金の回収に変えたせいで短期金利は24%、長期金利は20%まで上昇)が起きる可能性も充分あると思っている。これが私が米長記載ではなく、ドルMMFをモデルと主張している理由。ボルカーショックが起こるかもしれないと言うのは、何せ当時に比べお金を格段にばらまいているから。ちなみに米国とは段違いにお金をばらまいてはいるものの計画経済国家の日本は政府、日銀の力で今のところ爆発を押さえ込んでいるが、そんな事は長続きするわけがなく、近未来のインフレは過激なものになるだろう。 ところで米長期債を買いすぎていたといわれる某銀行や弱小金融機関は保有米国債の整理が終わっているのだろうか?これから金利が下がるだろうと買い増していたら最悪である。日本でも今後の長期金利上昇によって莫大なる評価損が生じるところもあるが、そのSDGs(持続可能性)はどうであろうか?そのところとは発行国債の半分以上を買いこんでしまった日銀であるのはもちろんだ。」

2.「国が借金を辞めたらどうなるのか?」
昨晩、以下のリツイートが私のX にきた。
「馬鹿だろww その借金とやらを完済したら国家がどうなるか考えた事ないのか?w」
以下のように回答した。
「健全な国家になりますが。スイスやドイツは、憲法で均衡財政(=借金を禁止)を義務づけていますし、米国では連邦としてではないですが、ほとんどの州で均衡財政を法律で要求しています」
どこかのド素人教祖様が「国が借金をしないと通貨が無くなる」などというバカなことを説いているようで、あほな質問が多くて、情けなくなります。

3.「財政破綻はどうなったか?」
昨晩、以下のリツイートが私のX にきた。
「歩くハイパーインフレ!! 藤巻建史! 財政破綻はどうなりましたか?」
以下のように回答した。
「ハイパーインフレを起こすからと言う理由でほぼ全世界で禁止されている財政ファイナンスを驚いたことに日銀が世界最大規模で開始したせいで資金繰り倒産は回避されています。必要であれば、紙幣を刷って相手に渡すのですから、資金繰り倒産などするわけがないのです。しかしながら、お金を刷り過ぎてお金の価値が毀損していく。それが今のインフレの理由ですが、これが中央銀行の財務悪化の結果であるハイパーインフレにシフトしていくことでしょう。ごく間近に迫っていると思います。 危機を先送りした結果、凄まじい地獄が国民を襲うことになります。ばらまきと財政ファイルを行った人為ミスです。それをはやしていた人達の罪も重い」

4.「財政ファイナンスとは奇妙な言葉か?」
昨晩、私のX に以下のリツイートが来た。
「財政ファイナンスって、、、? ファイナンスファイナンス? 財政財政?? すごい頭脳なら変な言葉使わないでほしいです。 イーロン・マスクも同じなら米国も他国から富を奪うかハイパーインフレ起こすってことですね、勉強なるわー」
以下のように回答した。
「財政ファイナンスとは金融界で普通に使われている言葉。国の財政(ファイナンス)を中央銀行がファイナンスしているのだから、「ファイナンスをファイナンス」で特別、「財政(ファイナンス)をファイナンス」すると目くじら立てるほどおかしいことではない。和洋合弁言葉であることは確かだが。
ちなみに英語ではマネタイゼーションというが、これは中央銀行が政府発行の国債を買うと、統合政府論的考えで言えば、政府の負債(国債)と日銀の資産(保有国債)が相殺され、政府の資産と日銀の「発行銀行券+日銀当座預金(=お金)」という負債が残る。すなわち発行国債という負債を日銀当座預金という負債に置き換えたから、マネタイゼーションと呼ぶ(=負債のお金化)
金利上昇期に住宅ローンを固定金利型から変動金利型に変えるのと同じで、金利k上昇期に極めて危険な行為。
「統合政府で考えれば日本は健全」どころか「統合政府論で考えれば日本は極めて危険」だ。誰だか知らないがド素人の教祖様が言った話を妄信するのはアホの極み」

5.「すみません、間違い」
昨晩、私のX に以下のリツイートをいただいた。
「ありがとうございます。 変な質問ですみません。 債務者から債権者への富の移行は 債権者から債務者へではないですか?」
以下のように回答した。
「すみません、もしそう書いてあったのなら、私のミス。おっしゃる通りです。 昔、息子が小さい時、「おーい、,コマ、早くこっちへ来なさい」と息子に向かってさけんで「僕に向かって叫んでいるようだから、行くけどね。一応、僕の名前はコマじゃないからね。コマは我が家の犬の名前でしょうが」と怒られた位の男ですから間違いは日常茶飯事。許してくださいね」