(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
1.「明日(6月3日:水)植田日銀総裁に質問」
明日6月3日(火) 財政金融委員会で植田日銀総裁に質問します。
11時18分から32分までの14分間です。
先週末、提出した質問通告は以下の通り
1.令和6年度のETF 運用益が1.3兆円ある。中央銀行として恥ずかしくないか。
2.政策金利を0.5%から1.0%に上げると損の垂れ流しにならないか。
3.日本銀行は減損会計は採用しないのか。
4,1980年以降、(政策金利で考えて)実質金利がマイナスになったことはあるのか。
5.日銀がいろいろな理由をつけて、今、利上げをしないのは「日本銀行が自身の収益や資本の減少を回避しようとしている」せいではないのか。
6,債務超過が起きてもなぜ一時的だとなぜ思うのか?
参議院の管理する参議院インターネット審議委中継から見ることができます。
財政金融委員会です。
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
2,「バラマキ癖 経済弱らす」
本日の日経新聞の記事「『失った30年』」教訓残す」は良く書かれている。 サブタイトルは「バラマキ癖が経済弱らす」。「バラマキ“癖”」とまで批判されている政治を「緊縮」と表現する情弱者は何ともはや、だ・。
日経新聞いわく「アベノミクス以降は日銀が金融緩和で金利を抑え込み、財政の大盤振る舞いを支える構図が定着した。コロナ禍では一人一律10万円を配った。以来、たがが外れたように現金給付を求める声が上がる。甘え癖はなかなか抜けない。1990年度に60兆円台だった一般会計予算は今や当初から110兆円を超える。財政拡張は日本の底上げにつながっていない。この間に経済の地力を示す潜在成長率は3.7%から0.3%に落ち込んだ」
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO89073790R00C25A6NN1000/
3.「元日銀理事の論考」
元日銀理事の山本謙三さんが本日ブログを更新された。一読をお勧めする。
「異次元緩和の罪と罰」(講談社現代新書)に「出口に待ち受ける『途方もない困難』」という章(第6章)を設けた山本さんだ。日銀が直面している困難さを十分に熟知されていらっしゃる。その困難さを、政治家をはじめ世間は理解しておらず脳天気だ。私は、今、日本が直面している最大の国難だと思っている。バラマキと財政ファイナンスによる人災なのだが。
https://www.kyinitiative.jp/column_opinion/2025/06/01/post2875/
4,「日本の国債評価『ぎりぎり』 自民幹事長、財政再建訴え」
やっと、気づいたか?格付け機関がいくら民間の機関と言っても世界の金融界の投資基準にはそれが組み込まれているからな~。あと2ノッチあるものの、国債がB 格 (ジャンク債)に下落すれば日本企業はドル調達が難しくなる。今までの格下げとは意味が違う。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025060100273&g=pol
5.「日本はのんきだな~」
本日の日経新聞記事。「米国債に迫る「波乱の夏」 長期金利は5%視野」
米国債市場が波乱を起こすのなら、日本経済と円は即死なのに、「日本はのんきだな~、何でこんな国になってしまったのだ?
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB269WD0W5A520C2000000/