(本日第2弾)「本日の超長期国債入札は本当に無難だったのか?」

2025年09月04日

(本日第2弾)

本日は朝第1弾をあプしています、そちらもお読みいただけると幸いです。

 今日の30年モノの入札の応札倍率は過去12か月平均並みなので、無難な結果と市場は分析したようだが本当にそうか?

応札倍率が高い時はインチキの可能性もある。私が現役の時は入札などで転売するなどめんどくさいことをしたくなかったから、私はいつもインテンショナルOBを狙っていた。微妙に外れるところを狙って入札していたのだ。全く入札しないと大蔵省の覚えが悪くなるから入札するにはするが、必ず微妙に外すところに入れた。あまりに外れたところに入札すると、大蔵省をおちょくってることになるから。虚偽の入札が応札倍率を上げる。

ただ低い応札倍率は大問題。低き見せるような操作は出来ないからだ。低い応札倍率は間違いなく入札者の興味が薄いことの証明にはなる。

超長期金利は今後とも大胆に上昇すると私は思っている。もちろんそれは円の強気材料ではなく超弱気材料となる。