(本日第2弾)
本日は朝第1弾もアップしています。そちらもお読みいただければ幸いです。
1.「100年かかる株ETFの売却完了(日銀)」
元日経新聞記者の磯野直之氏が、以下のツイートをXに載せた。 .
「日銀が保有している株ETFを年間で時価ベースで6200憶円程度売却していく方針を決めたことは、金融の正常化をさらに進める一歩ではあるが、このペースでは売り切るのに100年以上かかる」
2.「小手先手法にたよる惨めな日銀」
以上の元日経新聞記者の磯野直之氏のツイートに以下のように付記した。
「「今回の日銀の政策決定会合は、金利を引き締めしなくてはいけないと切実に悩みながらも、何もできないので小手先手法を使って何とか大きな決定のように見せかける「やるぞ.やるぞ詐欺」手法。手法がない事は100も承知なのに時間をかけて真剣に手法を議論したように見せかけ、金利を引き上げことを100も承知しながら2人の委員に利上げ論を言わせ、いかにも利上げを考えているふりをする。さらには正常化まで100年かかるET F売却を.いかにも正常化に舵を切ったかの印象を与えるように発表する。これでは日銀は物価対策で小手先しかできず、もうはちゃめちゃであることを逆にマーケットに強く知らしめてしまう。小手先しか日銀には残っていないことを強烈に感じさせた本日の日銀政策決定会合。
3.「小さな手を大きく見せる演出に苦しむ日銀」
以下は上記のコメントに対する元日経新聞記者の磯野直之氏のコメント
「藤巻さんが指摘するように、日銀にはインフレを止める大きな手がないので、小さな手を大きく見せる演出を精一杯したと見ることもできそうだ」
4.「10年金利上昇開始」
小手先戦法だけでも10年物長期金利が上昇し始めた。さてどうなるか?
5.「毎日新聞元論説委員長潮田さんのコメント」
「ノーベル賞受賞者のスティグリッツ教授でも日本の事情など全く知らない。JPモルガン時代、来日した欧米の著名経済学者など私の支店長室に来て話を聞き、翌日、私の下手糞な英語を正式な英語に直して発言していただけ」との私の今朝のXに潮田さんから以下のリツイートをいただいた。
「ノーベル賞学者のクルーグマンもトンデモを書いて、後に過ちを認めていましたね。日本の経済学者がウルグアイ経済について何も知らないのと同じですよ」
――>潮田さんは私と同じ年で(珍しく経済畑・経済部長も務めた)論説委員長。私は尊敬し、彼の論説は必ず読んでいた」。