「円安進行は、高市トレードのせいなどではない。もっと本質的なモノ」

2025年10月10日

公明党の連立離脱ニュース直後の16・01アップの日経新聞の電子版記事のタイトルは「日経平均先物が急落、円高進み152円台前半 公明党の連立離脱方針で」というもの。

また公明党の離脱通知のニュースの前に刷られたはずの夕刊紙面では「円、主要通貨で最弱  MYで153円台『高市トレード」続く』」 との記事が一面に。

株の急騰はたしかに「高市トレード」だったかもしれないが、円安進行を「理由なき円安」と記述したり、単なる「高市トレード」と捉えるなど、日経新聞は円安進行の根本的理由を理解していないびではないか?(理解していないのは社内のごく一部の人bなのかもしれないけれど)

円安が進行しているのは世界最大規模で発行し過ぎの円の価値が棄損しているから。かつ円を発行している日銀財務の(世界ダントツで最悪)という脆弱性に起因している。

ゆえに「高市トレードの逆回転」などと言っている1時間のうちに、はや152円90銭まで円安に戻ってしまったのだが。為替の「高市トレード」ってなんとかわいいものだったんでしょうね~。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB103EV0Q5A011C2000000/