1.「外国人が日本の事情に疎いのか?それとも処分不能になり日本人に売りつけたいのか?」
今朝の日経新聞のインタビュー記事「日本の超長期国債「最も魅力的」 米PGIMの債券運用責任者」
あきれた内容。いかに外国人が日本の事情が分かっていないかの典型例。もしくはPGIMフィクスト・インカムが日本の超長期国債を買い込み処分しきれなくて日本人に売りつけようとしているのか、のどちらか。
そんなにPGIMフィクスト・インカムが超長期債を欲しているのなら処分に困っている日本の機関投資家はPGIMにドカーンと売りつければよい。
PGIMフィクスト・インカムの債券部門責任者氏いわく「現在のフォワードカーブ(先物曲線)は過度に急勾配化しており、利回りが上昇し過ぎている可能性がある」
――>これは売りオペが出来ず満期まで保有しなければならない日銀は超長期債を買いにくい。したがって超長期債は需要が足りずに値段が安くなっている(=金利が高くなっている)
イールドカーブが過度に右上がりなのは日銀野長期債爆買いにより長期債の金利が低すぎるからに過ぎない。日銀がこれからどんどん保有を減らしていくのだから長期債の金利が上昇して超長期債の金利に近づいていく。そしてイールドカーブはフラット化していく、しかしレベルはともに急上昇だ。
PGIMフィクスト・インカムの債券部門責任者氏いわく「国内総生産(GDP)比で見た債務動向は非常に好転している」――>債務残高/GDP 比が改善しているのはデフレからインフレに変わった。
分子(債務残高)は過去の数字でインフレが進んでも洗い替えがあるわけではない。一方、分子はインフレ加速に伴ってとてつもなく大きくなる。ハイパーインフレが来れば債務残高/GDPはゼロ近辺まで縮小する。
インフレで債券投資が良いなどと聞いたこともない。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB286ES0Y6A520C2000000/
2.(本日早朝のX への投稿 )
ニューヨークダウは金曜日の大幅下落からの自律反発もあり、一時200ドル高の時間帯もあったが結局終値は80ドルの下落だった。 それに対しシカゴの日経225先物は前日比大幅高。 ニューヨーク市場に株への警戒感が出始めてるここ数日間だと思っているが、日本株だけ能天気に浮かれちゃってて大丈夫かね? 妹が大学に入学した大昔、グライダー部に入ろうとして、とっても優しく我々を怒ったことのない親父から懇願されていた。 お前はいつもふわふわしているのだから、大学のクラブぐらい地に足がついたところにしてくれ、と。 何事にも地に足のついた行動、判断は重要である
3.「株は押し梅買いが正解か?」
一昨日以下のリツイートが私のX に来た。
「下がったら安く買えるチャンスとも取れるのに上がっても下がっても不安を煽るのが好きですね」
以下のように回答した。
「下がって買い増したら自己破産するリスクかもあるかも? 1989年12月、当時の日経最高値 38,915円を付けてから日経はずるずると下がり続け、10年で7000円台まで下げたからね。長く生きていると、軟ピン買いしていた人のその後の人生をも見ているのでね。 おン振れ抑制のために中央銀行のBS縮小を主張するケビン・ウォーシュFRB 新議長がボルカーショックの時と同じように本当に流動性を回収し始めたら、同じ道をたどる可能性はないとは断言できないのでね。 「タイ焼きのシップはマーケットにくれてやれ」は私が2000年代に出したエッセ本の題名。 ちなみに私はAI のすごさを否定するものではない。実感している。しかしそれと株高継続とは別の話。
ちなみにこの本「タイ焼きのしっぽはマーケットンくれてやれ」(日本経済新聞社)の副題は「藤巻健史のディ-リング戦記」です」
4,「1杯8000円のラーメン」
ラーメン中毒の長男健太が先週、ルクセンブルグで食べた1杯8000円のラーメン(↓)

5、「日本での会議が一番高かった40年前から日本の物価は先進国最安値になりつつある」
1980年代後半のバブル真っ盛りのころ、箱根で資金為替部の幹部が世界中から集まって箱根の著名ホテルを借り切って行われた。
こういう会議は、大体夫婦同伴で行われる(会議の最中、奥様連中は観光)
私が一番印象に残っているのは副会長(当時は資金為替本部長)のガーツが開会のスピーチで「この箱根での会議は毎年行う今までの中で一番高い会議だ。日本の物価は高い」と述べたこと。
日本での会議が一番高かった40年前から日本の物価は先進国最安値になりつつある。何という様変わりぶり。
6,「外国人にとって日本が安くなった理由」
外国人にとって日本が安くなった理由を多くの方は「円安の政だろう」と考えると思うがそれだけではない。それ以上に日本のGDPが伸びていない方が大きな理由だ
他国はGDPが大きく伸びているのに、日本のGDPは40年間で2倍程度にしか伸びていない。中国など220倍である。
GDPが大きく伸びていないのなら一人当たりのGDP も伸びるはずがない、
GDPが同じなのに「一人の所得が大きく伸び」れば「他の人の収入が大きく減らなければ計算に合わない。
1985年頃の人民元は1人民元=160円ほど。今は23,6円くらいだから7分の1程度。
こんなに人民元が安くなっても多くの中国人が日本に来れるのは、GDPが220倍になった(大雑把に言って人口が変わらなければ1人当たりの収入も220倍になる)
為替が7分の1と安くなっても 220倍の収入があれば30倍豊かな生活が出来る。
日本での生活費が外国人にとって安くなったのは日本が経済成長していないから。
そして円が安いのも国力が低下しているかレア(かけて加えて中央銀行は通貨を増発し過ぎて圓尾価値が棄損しているから)
7.「釧路行」
先週の木・金は涼を求めて釧路へ。涼しいどころか低温注意報が出ていた。
ホテルチェックインまで時間があったので、まずはWEB で見つけた日帰り温泉 の屈斜路湖畔コタンの湯の露天風呂へ。設備修理のため閉鎖とのことだったので川湯温泉に行った後16時にホテルにチェックイン。
釧路には暑くなると来るのでもう5,6回は来ているだろうか・。いつもは鶴居村か海岸近くの温泉か飲み屋街(飲み屋街が魅力)に泊まるが、今回は釧路湿原のホテルへ。

数年前、夏の間、どこかで長期に泊まれるところを探そうと市の観光課まで訪ねたが工業地帯の真ん中や国道沿いの物件しかなくさすがにあきらめた。
少し町から離れた牧場の真ん中に国民宿舎(?)のような宿泊施設があって、ここに長期滞在して、毎日、乗馬もいいな、と思ったが、65歳以上は乗馬させてくれないとのことであきらめた。自分が乗れず、他人の乗馬を見ながら指をくわえているのではフラストレーションがたまる。
アメリカなら自己責任の契約書にサインさえすれば載せてくれるのに。
↓キタキツネの赤ちゃん

8「故障中のコタンの湯露天風呂へ外国人が続々と」
屈斜路湖畔コタンの湯は設備補修のため閉鎖。ところが次から次へと閉鎖中を知らない外国人旅行客が押し寄せてくる・。
このコタンの湯、湖のほとりにあり景観は素晴らしいのだが、写真でご覧の通りの狭さで数人入れば芋を洗うような露天。かつ男女が仕切られているといっても境は岩ひとつで実質混浴に等しい。
外国人は、これに耐えられるのかね~?
(↓湖に向かって左が女風呂、右が男風呂)

9.「大浴場に対する外国人の変わりよう」
前述したJP モルガンの箱根での会議は、かなり印象的だったようで、後々までかなり話題にのぼった。食事の際の和太鼓のパーフォーマンスなどもそうだが、一番、印象に残ったのは大浴場に皆で3入ったことだそうだ。ヌーデイストクラブにでも入らない限り、このような経験は彼らにとって初めてだったようだ。
40年たった今は、外国人が日本に来てコタンの湯のような露天(爺室)混浴まがいの大浴場(?)に入る。
(設備補修だったために本当に入るのかは確認できなかったが)世の中変わったものだ。
10,「指揮者小泉和弘さんの追っかけ」
一昨日の日曜日14時からは追っかけをしている小泉和弘さん(神フィル特別客演指揮者)指揮の神奈川フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会@ミューザ川崎シンフォニーホールへ。
ベートーヴェン/「エグモント」序曲
ベートーヴェン/交響曲第8番ヘ長調Op.93
ベートーヴェン/交響曲第2番ニ長調Op.36


